2020/02/10
堺市にて塗装工事前のシーリング工事のご紹介をします。
堺市のお住いのお客様のお家で塗装工事をさせていただく事になりましたので、今回は塗装工事前のシーリング工事をご紹介させていただきます。
サイディングの塗替えはシーリングの劣化状況で決めても良いと言うほど重要な部分なので、しっかりとしたメンテナンスが必要です。
シーリング工事前現状
まず最初にシーリング劣化状況の確認をします、色が褪せてきてシーリングがだいぶ固くなっています。
外壁とシーリング材の引っ付いてる部分がはがれていない為サイディングの劣化はそこまで進行してはいないようです、打ち替えには丁度いい時期です。
1階サッシ廻りシーリングもそこまでの劣化はありませんので今回は撤去せずに上からの増し打ちでシーリングしていきます。
2階のサッシ上部はシーリングが劣化しすぎてシーリング自体が無くなっていました。
この状態を放置すると雨漏りの原因になりますし、サイディングの劣化が早まりますので早急に打ち替えが必要です。
シーリング撤去
既存のシーリングはサイディングとシーリングの間にカッターを入れて撤去します、撤去後にしっかりとプライマーという接着剤を塗布します。
接着剤を塗ることで密着性が上がり更に内部の埃やチリなどを固めます。
サッシ廻りの劣化が少ない所は既存のシーリングの上にプライマーを塗っていきます。
シーリングの無くなっていたサッシのシーリングは周辺のシーリングが残っている部分を撤去します、この時に中の防水シートを切らないように気を付けて撤去していきます。
その後にプライマーを塗っていきます。
シーリング充填
プライマーが十分に乾いたら次にシーリング材を充填していきます。
シーリング材を充填する時はシーリング材を目地の奥から埋めていくように充填します、奥の方にシーリング材が充填されてない場合空気が内部に残ってしまい接着不良やシーリング材がお餅みたいに膨らんだりと不具合が発生しますのでそれを防止するため奥の方から充填します。
シーリングの傷みが少ない所は既存のシーリングの上からシーリングしていきます。
このように深い所も奥までしっかり充填します。
シーリング完了
シーリングが乾かない内に養生テープを剝がしてしまいます。
今回のシーリングの材料はノンブリードウレタンのシーリング材で作業を行いました。
ウレタン系のシーリング材はどんな塗料とも密着性がいい為、塗り替え工事ではよくこのシーリング材が選ばれます。
シーリングが乾燥したら今度は外壁の塗装工事に入っていきます。
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