スレート屋根の塗装時に必要不可欠なタスペーサーって一体何!?
今回はスレート屋根の塗装時に使用するタスペーサーについてお話をして行きたいと思います。
タスペーサーと聞いても皆さん聞きなれない事じゃないでしょうか?
まずはじめにこちらの写真がスレート屋根です。屋根にも和瓦・洋瓦・金属屋根・セメント瓦等色々とありますが、タスペーサーが必要なのはこのスレート屋根の塗装時にのみになります。
こちらがタスペーサーです。ご覧の通り小さくて非常に軽量な物です。
タスペーサーの必要性と使用の仕方をご紹介します。
スレート屋根を塗装するとスレート瓦とスレート瓦の隙間が塗膜で塞がってしまいます!
すると塗装前までは雨が降っても雨水が横樋迄流れていた隙間が塞がり屋根裏に雨水が溜まりっぱなしの状態になってしまいます。
屋根裏に雨水がずっと残っていると最悪の場合先で雨漏りを引き起こしてしまう危険性があります!
塗装メンテナンスで家を丈夫にするはずが逆に雨漏りを引き起こしてはたまったもんじゃないですよね。
そこで塗膜で塞がったスレートとスレートの間にタスペーサーをこのように差し込んで隙間を作ってあげます。
こうする事で雨水がまた流れ出していきます。この行為を縁切りと呼びます。
タスペーサーはこのようにずっと挿しっぱなしの状態になります。
何処かに飛んでいくとか無いのでご安心ください。
手順としては屋根下塗りを行ってからタスペーサーを差し込み、その後に中塗り塗装を行って行きます。
以上タスペーサーについてのご紹介でした。