一級塗装技能士とは?必要な資格?持ってないとダメな職人?
塗装技能士などの作業の資格について
一級塗装技能士とは?
国が認定した塗装技術者で1級塗装技能士になるためには
資格:現場での塗装作業経験年数7年以上 (早ければ23歳から受験可能)
試験内容:実技試験1日 筆記試験1日 (両方共合格の必要あり)
となります。
南大阪ペイントセンターでは現場責任者クラスのほとんどがこの1級塗装技能士という資格を持っています。
ひと昔前までは、この資格の価値は塗装職人としての勲章のような扱いで、そんなに重要な資格ではありませんでした。
しかし、最近ではこの資格が無いと公共工事や大手メーカーの工事の受注が出来なかったりと、かなり重要視されるようになりました。
絶対に必要な資格?
では、この資格が無いとダメな職人かというとそうではありません。
経験年数も技術も十分な職人さんでも1級塗装技能士の資格を持っていない職人もたくさんいます。
この1級塗装技能士の試験、非常に合格率が低く特に筆記試験が日常の塗装作業ではほとんど出てこない内容のものばかりなので実技は受かっても筆記で落ちる職人が非常に多いです。
なのでこの資格を持っていない職人=ダメな職人、技術や知識が未熟な職人というわけではありません。
1つの目安にはなる
ただ、実務経験7年以上が必要な事や、実技試験ではハケ・ローラー・吹付等、一通りの塗装技術が試験科目になっているので1級塗装技能士の資格をもっていれば、一定水準以上の技術と知識を持った職人さんと判断できるでしょう。