外壁塗装
藤井寺市 雨漏りにお困りのお住まい全体に外壁塗装と修繕を実施
- Before
- After
施工地
藤井寺市
施工内容
外壁ラジカル塗装・外壁左官補修・ひび割れVカット補修・波板交換
工事費用
98万円
施工期間
18日
材料名
関西ペイント アレスダイナミックTOP
材料種別
ラジカルシリコン
面積
173㎡
カラー
22-85H
藤井寺市にて雨漏りにお困りのお客様から、雨漏り修理と外壁塗装のご依頼をいただきました。
こちらのお住まいは2018年の台風21号発生後に雨漏りの症状が出てきたとの事です。
雨漏り当初は数社に見積もりを取られ、一番早くに来てくれた施工会社に依頼されて一時は雨漏りが改善しましたが、すぐに再発。更に別の施工会社に雨漏り修理の再依頼をされましたが、残念ながら雨漏りは改善されませんでした。
今回は雨漏り修理を含めて外壁塗装もご検討されるとの事で、弊社を含め3社にお見積りのご依頼をされました。
他社のお見積りは工事内容の説明があいまいだった事に対し、弊社での詳しい施工内容の説明とお見積り金額に大変ご納得の上ご依頼を頂きました。
本記事では実際の外壁塗装と雨漏り修理の様子をご紹介していきます。
■屋根の雨漏り修理の様子はこちらに掲載しております→藤井寺市で屋根工事!雨漏り改善の為瓦屋根棟取り直し行いました
藤井寺市 雨漏りにお困りのお住まい全体に外壁塗装と修繕を実施
まずは施工前のお住まい全体の調査を実施しました。
雨漏りの可能性がある箇所をしっかり点検
外壁に写真のようなひび割れが複数見受けられます。
幸いこのひび割れからは雨漏りは起きていないようですが、放置しておくと徐々に雨水がひび割れに侵入して雨漏りの原因にもなりかねませんね。「今すぐに修理をしないと雨漏りが発生する」というわけではありませんが、早目の修理でお住まいを守ることも大切です。
日の当たりにくい外壁にはコケが発生しています。
一見、外観を損なうだけと思われがちのコケも、外壁の水はけが悪くなっていることを知らせる大事なサインでもあります。更にやっかいなことにコケの付着を放置しておくと外壁材が脆くなり、ポロポロと崩れてしまう様になります。
このようなコケは外壁塗装前に実施する業務用高圧洗浄機で一掃することができますので、ご安心くださいね。
こちらの写真のような深いひび割れには、その分大がかりな修理が必要になります。
こちらのお住まいは元々モルタル壁のセラミック塗装仕上げの壁です。
セラミック塗料は陶器や天然石等を細かく砕いて樹脂と配合しているので、高級感のある仕上がりになるのが特徴ですが、砂状のものを樹脂で固めているので他の塗料と比べるとひび割れが起こりやすいです。
セラミック塗料って一体何?普通の塗料とどうちがうの?
お住まい全体の点検
軒天井の塗装もほとんど剝がれてしまっています。
波板だけでなく木材部分も腐食が進んでいるので、こちらも交換した方が良いですね。
雨樋の塗装も剝がれてしまっていますので、しっかり塗装を行いたいと思います。
木造のベランダ床は表面の木材が剝がれてしまっている箇所が多く、せっかくの木目が分かりにくくなっています。
塗装で美観を復活させていきますので、仕上がりをお楽しみにしてくださいね。
外壁塗装前の外壁修理内容のご紹介【雨漏りの原因を徹底排除】
事前に点検した箇所を踏まえて、雨漏りの原因となる可能性を取り除きます。
まずはひび割れの外壁修理を実施していきます。
外壁の左官補修を実施
Vカット補修
大きなひび割れはVカット補修という方法で修理をします。
ひび割れ部に沿ってV字型に溝をつくります。周辺の浮いてしまっている塗膜も剝がれの原因となる為、事前に取り去ります。
Vカットした箇所は溝ができますので、コーキング材を充填しやすくなります。
ひび割れの溝を埋めるように、コーキングをしっかりと打ち込みます。
Vカットした場所と既存の外壁の模様との段差を埋める為に、塗膜を剥がした箇所も含めてモルタルで左官補修をします。
今はモルタルと外壁の色味が異なるので目立っていますが、この後に塗装をすると補修跡が目立たなくなりますのでご安心ください。
外壁塗膜の浮きを補修
同様に塗膜が剝がれてしまっている箇所を取り除きます。
塗膜が浮いてしまっている箇所に塗装をしても剝がれの原因となる為、既存の塗膜を研磨剤で削りとります。
Vカット補修と同様に左官補修を行いました。
瓦下の左官補修
今回の雨漏りの原因は瓦の漆喰がボロボロと剥がれ落ち、そこから雨水が染み込んでしまい雨漏りとなっていました。
漆喰を新しいものに詰め直しても、瓦の下に隙間がある状態では更なる雨漏りの原因になりかねません。
隙間をしっかりとモルタルで左官補修を実施しました。これで隙間が埋まり、雨漏りの心配もありませんね。
外壁塗装の様子
お住まい全体の修理が完了すると、いよいよ外壁塗装の開始です。
高圧洗浄
お住まい全体に高圧洗浄を施して汚れを取り除きます。
先ほどのコケの汚れや古い塗膜もこの高圧洗浄でしっかりと洗い流します。
外壁塗装
外壁塗装は基本的に下塗り→中塗り→上塗りの3工程で行います。しかし今回のお住まいはモルタル壁の状態をより強固なものにして、雨漏りを防ぐ必要があった為、下塗りを2回行う4工程でしっかりと塗装を行います。
初めに下塗りとしてシーラーと呼ばれる塗料を塗布します。
続いて2回目の下塗り作業です。フィラーという下塗り剤で塗膜に厚みを持たせます。
本来下塗りの役割は下地となるモルタル壁と、中塗り上塗りとの密着を高める接着剤の役割をしてくれます。加えて、粘度の高い塗料で厚みをつけて塗装を行うので、目視では中々確認できないような軽度なひび割れもこの工程で埋めることができます。
この下塗りの作業が外壁塗装の仕上がりを左右すると言っても過言ではないので、丁寧な作業が要求されます。
下塗りを終えると、中塗りを行います。下塗りの色と酷似しているので、塗り残しがないように気をつけなければなりません。
中塗りが完全に硬化したら、仕上げに上塗りを行い完成です。
仕上げのお色はナチュラルな北欧調をイメージさせる素敵なお色です。塗料の色は乾燥後に樹脂の色の屈折率が変わる為、写真のように若干淡く見えるようになります。
お住まい全体の塗装
軒天井の塗装
色褪せが目立っていた軒天の木部も、細部まで塗装を行いました。
雨樋の塗装
雨樋の塗装を行う前に、清掃と研磨を行います。研磨をすることで細かな傷が付き表面積が増えるので、塗料の密着が良くなります。
シリコン塗料で雨樋の塗装を行います。
艶のある、美しい仕上がりになりましたね。
ベランダの塗装
ベランダも同じく清掃と研磨を行います。
ニスで2回塗りを行います。透明な塗料なので、木目の美しさを損なうことなく塗装が可能です。
ベランダ塗装の完成です。
門扉の塗装
門扉の塗装を行います。下地準備として清掃とサビ落としを実施します。
シリコン塗料で2度塗りを行い、完成です。
雨漏り修理と外壁塗装の完成の様子をご覧ください
Before
外壁塗装と雨漏り修理前のお住まい全体
After
外壁塗装と雨漏り修理後のお住まい全体
外壁塗装と雨漏り修理後のお住まい側面
外壁の左官補修後
塗膜の浮きモルタル左官補修をした箇所です。
大がかりな外壁修理を行った為によく見ると修理した箇所が確認できますが、できるだけ目立たないように仕上げさせて頂きました。
瓦下の補修後
瓦下にあった隙間も、左官補修で修復を行った箇所です。
外壁塗装後、隙間があったのが見違えるように綺麗になりましたね。雨漏りが発生する可能性を徹底的に取り除きました。
外壁塗装後の波板箇所
波板を支える木材が腐食しておりましたので、一式交換を行う必要がありました。
木材と波板交換を行い、外壁と面格子の塗装をさせて頂きました。
今回の雨漏りは屋根が原因で屋根工事も実施しましたが、外壁のひび割れなどを拝見すると、いつ外壁が原因で雨漏りが起きてもおかしくない状態でした。
補修も含めて細部までしっかり工事を行うことで、外観の美しさが保たれるだけでなく、より快適な暮らしにも直結しますよね。
雨漏り修理を伴う屋根工事、外壁工事を共に終えて「雨漏りが無事に改善された」とお客様より大変お喜びの声を頂戴し、弊社としてもうれしく思います。
この度は南大阪ペイントセンターにお問合せを頂き、誠にありがとうございました(*^-^*)
■屋根工事の施行事例はこちら→藤井寺市で屋根工事!雨漏り改善の為瓦屋根棟取り直し行いました
無料点検・無料見積りのご案内
南大阪ペイントセンターでは無料見積り・無料点検を実施しております。
お住まい全体の点検を行い、”お住まいがどういった状態で、どのような工事が必要なのか?”を詳しくご説明致します。もちろん外壁塗装・屋根塗装などの大がかりな工事以外にも、今回のような雨漏り修理のみの対応も実施させて頂いております。
事前の点検訪問の際も、決して弊社で工事をして下さいなどの無理なセールス活動はせず、あくまでも必要な工事やお見積もりのご案内をさせて頂きますのでご安心ください。
少しでもお客様のお住まいに関するご不安や、お悩みを解消できるお手伝いができれば幸いです。
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