外壁塗装
東大阪市にて塗り替え工事を実施
- Before
- After
施工地
東大阪市
施工内容
外壁・屋根塗り替え コーキング打ち替え
工事費用
132万円
施工期間
17日
材料名
日本ペイント UVプロテクトクリアー
材料種別
シリコンクリアー
面積
209㎡
カラー
艶あり
材料名2
大同塗料 ハイルーフマイルドフッ素遮熱型
材料種別2
屋根用弱溶剤シリコン
面積(屋根)
68㎡
カラー(屋根)
コーヒーブラウンクール
東大阪市にて塗り替え工事を実施
「ご近所が外壁と屋根の塗り替え工事を行っていたので、うちも築年数的にそろそろかな?」 とのお声を頂戴し、現地調査に伺いました。塗り替え前の現地調査
塗り替え前のお住まい正面 築15年のお住まいは一見塗り替え工事が必要とは思えないほど、綺麗な外観ですね。 窓枠のコーキングのひび割れ 現地調査をすすめると、写真のようなコーキングのひび割れが見受けられます。 外壁のコーキングのひび割れ 今回塗り替え工事をさせて頂くお住まいの外壁は、サイディングボードと呼ばれるパネル型の外壁材が使用されています。 その為、サイディングボードの継ぎ目に生じる隙間を埋めるためにコーキングなどのシール材が打ち込まれています。 しかし、コーキングの耐用年数は約10年と言われており、紫外線や雨などの自然現象によりひび割れが発生します。雨漏り跡も発見
ベランダからの雨漏り跡 お客様ご自身はお気づきになっていませんでしたが、ベランダからの雨漏り跡が見受けられます。 これはベランダの防水層が劣化してしまい、雨水が軒天に染み出てしまった状態です。 塗り替え前のベランダ内部の様子 雨漏りがあるベランダ内部の様子です。 ベランダ床の防水機能は経年と共に、徐々に失われて行きます。雨漏り対策のメンテナンスとしてベランダのトップコートを塗り替え、ベランダの防水機能を復活させてあげましょう。塗り替え工事のスタート
塗り替え工事の様子は下記の流れでご紹介して行きます。・足場仮設 ・コーキング打ち替え ・高圧洗浄 ・外壁の塗り替え ・屋根の塗り替え ・付帯部の塗り替え
足場仮設
足場仮設の様子 塗り替え工事には足場仮設が必ず必要です。 お隣とのお住まいの間隔はわずかでしたが、足場自体は40cmほどの距離があれば組立て可能ですのでご安心下さい。 外壁塗装考えてるんだけど隣家と距離が近く足場ってたてれるの?コーキング打ち替え工事
コーキング打ち替えに使用するオートンサインディングシーラント 現地調査でご紹介しましたコーキングのひび割れについてはコーキング自体の打ち替えを行う必要があります。 今回使用するオートンサインディングシーラントは従来のコーキング材よりも優れた耐久性を誇るのが特徴です。 その理由としてはコーキング材の中に早期乾燥させる為などに用いられる添加物が含まれていないので、乾燥させるのに時間はかかる反面驚異的な耐久性を実現することを可能としたのです。 既存のコーキングを剥がす様子 新たなコーキングの打ち替えを行う為に、元々あるひび割れてしまったコーキングを剥がしていきます。 コーキング打ち替え前のプライマー(接着剤)塗布 既存のコーキングを剥がすと打ち替える為の溝ができるので、そこにプライマー(接着剤)を塗布します。プライマーはコーキングと外壁の密着をより強固にする働きがあります。 コーキング材の充填 前途でご紹介しましたコーキング材を充填します。 空気が入ってしまうと、せっかく打ち替えてもすぐに剝がれてしまうので奥側から慎重に打ち込みます。 コーキング打ち替え完了 ヘラなどで平らに均し、養生を外せば完成です。■お役立ち豆知識■ 新築時のコーキングについて コーキングの寿命は種類にもよりますが、新築時に使用されているものは7~10年程度の耐久性です。 新築時のコーキングは塗料を塗り重ねていないことから、長年剥き出し状態になるので紫外線や雨の影響を受けやすいです。 塗り替え工事はコーキングの上から塗装を行うので、コーキングが塗膜によって保護されて耐久性も新築時より格段と上がるのです。
高圧洗浄工事
屋根の高圧洗浄 高圧洗浄は高所から順番に行います。 屋根は長年の汚れが蓄積されているので、汚水の飛散に注意しながら行います。 特に今回施工させて頂くのはモニエル瓦はスラリー層という着色料を高圧洗浄でに除去することで、塗膜の剥がれを防ぎます。 樋内の高圧洗浄 雨樋の中にも汚れは溜まっています。 高所作業になるので中々ご自身では掃除が難しい場所です。この機会にきっちりと綺麗にさせて頂きます。■お役立ち豆知識■ 雨樋の詰まりからくる不具合 雨樋が砂堀などで詰まると、お住まい廻りが水浸しになったり、外壁の痛みの原因になります。 本来雨樋は雨水をスムーズに地面に流してあげるという大切な役割があります。雨樋が詰まると雨樋から雨水が溢れ出してしまい、外壁に雨水が染み込み、最悪雨漏りに繋がるケースも。高所作業になりますが脚立からの転落事故も決して少なくないので、できれば業者に清掃を依頼された方が安心ですね。
外壁の高圧洗浄 高圧洗浄をすることで、目に見えない汚れや古くなった塗膜まで洗い流します。 逆に高圧洗浄の工程を怠ったたまま塗りの工程に入ると、塗り替えた当初は一見綺麗ですが早期剥がれの原因になりかねません。 だからこそ高圧洗浄は塗り替え工事に必要不可欠なのです。 玄関床の高圧洗浄 もちろん塗り替えを行う箇所以外の玄関ポーチなどもしっかりと洗浄させて頂きました!外壁の塗り替え
外壁のクリアーによる中塗り レンガ調のサイディングボードのデザインを活かすには透明のクリアーによる塗り替えがおすすめです。 クリアーは下塗りがありませんので、中塗りをローラーで行います。 外壁のクリアーによる上塗り 仕上げの上塗りを行い、塗膜に厚みを持たせて外壁を保護します。屋根の塗り替え
屋根の下塗り モニエル瓦の塗料は、基本2回塗り仕上げ塗装です。 屋根の上塗り 仕上げに上塗りを行います。 カラーベストやコロニアルなどのスレート屋根は塗り替え時に縁切りと呼ばれる作業が必要ですが、モニエル瓦の塗り替えには縁切りは必要ありません。■お役立ち豆知識■ 屋根の縁切りが必要な屋根、そうでない屋根 縁切りが必要な屋根:スレート屋根(カラーベスト屋根材、コロニアル屋根材など) 縁切りが不要な屋根:瓦屋根(日本瓦、セメント瓦、モニエル瓦など) ”屋根の縁切り”とは屋根材の重なりに、隙間を作る工程を指します。「屋根材の重なりに隙間があるなんて、雨水が屋内に入らない?」と疑問に持たれることでしょうが、実は隙間があることで雨水の逃げ道になることから、屋根材の重なりにはある程度の隙間が必要なのです。