大阪狭山市の外壁塗装と屋根塗装の事例紹介
大阪狭山市にて外壁塗装と屋根塗装(塗り替え)の工事をさせていただきました施工事例をご紹介いたします。お客様が弊社を知ったのは、インターネットのホームページです。そこからお電話をいただき、現場調査とお見積もりの依頼をいただきました。
今回の外壁塗装と屋根塗装のきっかけ
お客さまからのお悩みをお聞きしたところ、窯業系サイディングの細かいひび割れと色あせ、そしてコーキング(シーリング)の異常が気になっていたそうです。コーキングは空気が入ったように膨らみ、割れている箇所もありました。そこからの
雨漏りが起こらないだろうかがとても心配になったそうです。
コーキング(シーリング)という耳慣れない言葉が出ましたが、サイディング住宅の外壁のつなぎ目部分の部材です。詳しい説明は以下の記事を参考。また必要性や費用の説明も書いてあります。
コーキングとは?
サイディングのコーキングの必要性や費用についてはこちら
外壁と屋根の現地調査を行いました
お客さまと日時を調整させていただき、現地調査をさせていただきました。
コーキングの異常ってなんだろうと思っていましたが、すぐにわかりました。
目地の部分の異常に多い膨らみ。新築時の施工時に空気が入り、太陽の熱で温度が上がり空気が膨張してこのようになっています。施工時に急いで施工したのかもしれません。空気を逃すようなシーリングの充填を行うのが基本です。
さらにコーキング(シーリング)を触るとベタベタする状態だったので、
硬化不良を起こしていました。硬化不良とはコーキングの材料は現場で混ぜて使えるようにするものが一般的ですが、しっかり混ざっていないか、混ぜる割合が間違っている場合に起こる現象です。正しい材料の作り方を行わないと、コーキングが硬化不良によって固まらず、ずっとベタベタする状態になるのです。
コーキング屋さんの施工不良が原因でシーリングが完全に固まっていないのです。
全体に外壁塗装のつやがなくなり、
触ると手に粉が付く状態でした。チョーキング現象と言われているもので、塗装の劣化の始まりや劣化しているといるサインです。
外壁のサイディングを30倍顕微鏡で覗いて見ました。
細かいひび割れがたくさんありました。表面の塗装が劣化している様子なのですが、わかりにくいですよね。肉眼では割れていることはほとんど確認できませんが、年数が経つと確実に劣化は進行しています。
今回の現場調査では、外壁の全体的な劣化(チョーキングや色褪せ、細かいひび割れ)と目地の硬化不良によるシーリングの異常。そしてスレート屋根の表面劣化が気になりました。後日、調査報告をさせていただき、弊社へ工事の依頼をいただくこととなりました。
外壁塗装
外壁塗装と屋根塗装の工事はまずは
足場からです。足場は鉄製の楔緊結足場を採用してます。要は
鉄製のしっかりした足場です。足場→高圧洗浄→養生→外壁の下中上塗りと並行して屋根の下中上塗り→雨樋塗装など→点検→足場解体となります。
外壁塗装と屋根塗装の施工前のお家、
屋根も色が薄くなっています。外壁も新築時と比べると相当色が違うと思われます。もともと2色分けの外壁のようですが、わかりにくいですね。
外壁塗装と屋根塗装が終わりました。随分と印象が違います。しっかり塗装させていただきましたので、しばらくはメンテナンスは不要です。
南面を向いている
破風板(はふいた)と呼ばれる部分がありますが、そこも随分と劣化してましたよ。もともと黒でしたが、ところどころ白くなっておりました。
破風板や鼻隠し等もしっかりと長持ちするように塗装しましたよ。
屋根塗装
屋根塗装です。スレート瓦やカラーベストと言われている屋根です。こちらもしっかりと塗装いたしました。
今回、屋根塗装を行いましたが、次回は屋根塗装よりもの軽量金属(ガルバリウムやジンカリウム鋼板など)で屋根カバー工事を行うといいと思います。スレート屋根は、15年から20年経過すると塗装よりも屋根リフォームがおすすめです。
しっかりと
縁切りさせてもらっております。スレート屋根の塗装では縁切りと呼ばれる作業を行う必要があります。しっかり縁切りを行わないと、屋根塗装が原因で雨漏りを引き起こします。
縁切りについてはこちら
大棟・隅棟の鉄の部分も補修して塗装しました。青色の部分が大棟・隅棟ですが鉄でできており、釘で固定されております。その釘が年数が経過すると抜けてくるんです。
釘を調整して棟を固定してから塗装します。
棟の板金が劣化している場合は棟板金の交換をおすすめしています。交換することで台風や強風で飛んでいくリスクを少なくします。塗装リフォームする場合は、大抵、板金部が傷んでいることが多いで、ついでに交換することをおすすめしております。
屋根の塗り替えをする場合の注意点のまとめ
屋根の塗り替えをする場合には、以下のような点の施工をしっかりをしてもらえる業者さんかをチェックすると良いです。
・縁切りはしっかり行われるか?
・屋根板金(棟・隅棟)をしっかり確認してもらえるか?(傷んでいる場合は補修や交換)
・そもそも屋根の下地自体が傷んでいないか?(下地補強や屋根カバー工法)
上記のような点に注意してもらうと良いと思います。
雨戸の表側も塗装しております。窓のサッシは塗装しません。基本的にアルミ製品は塗装の密着が悪いために塗装をしません。かなり劣化している場合は相談の上塗装することもあります。
外壁塗装・屋根塗装・ベランダ防水も完成いたしました。
お客様には新築のようになったとお喜びいただきまして良かったです。この度は誠にありがとうございました。
外壁塗装や屋根塗装やベランダ防水などのあらゆる塗装は、南大阪ペイントセンターにお任せください(^_^)
南大阪ペイントセンターではたくさんの施工時事例を掲載しておりますので参考にしてください。
外壁塗装や屋根塗装の施工事例はこちら